”大井の帝王”的場文男騎手がJRAのG1史上最高齢騎乗!!地方で愛され続ける理由は?

こんにちは。キジトラです。

2018年11月4日(日)は

年に一度行われる地方競馬の祭典

JBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)

が行われます。

JBC特設サイト:http://www.keiba.go.jp/jbc2018/

今まではすべて地方競馬場で

行われていたこのJBCが、

なんと、今年は、JRA管轄の

京都競馬場

で開催されます!!

JRAで初めて、一日に3つのビッグレースが

行われる記念の日です。

なので、地方競馬ファンのみならず、

中央競馬ファンもいつになく盛り上がっています。

さらに、このJBC開催の日に

ひときわ注目を集めるのが

”大井の帝王”と異名をもつ

的場文男騎手です!!

的場文男騎手は現在62歳

2018年8月12日に

7152勝

という前人未踏の地方競馬最多勝記録を

17年ぶりに更新したスーパージョッキーです。

今回は、的場文男騎手と

JBCについて調べてみました。

みなさんも一緒に確認していきましょう!!

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<目次>

  • 的場文男騎手のプロフィール
  • 的場文男騎手が前人未踏の7152勝を達成!!
  • 的場文男ジョッキーが大井で愛され続ける理由
  • 的場文男ジョッキーが京都に参戦!JBCクラシックとは?

的場文男騎手のプロフィール

名前 的場文男(まとばふみお)
職業 地方競馬騎手
生年月日 1956年9月7日(おとめ座)
年齢 62歳(2018年現在)
出身地 福岡県大川市
所属厩舎 東京都騎手会
勝負服のデザイン 赤、胴白星散らし
愛称 大井の帝王
趣味 ゴルフ
好きな食べ物 カレーライス
好きな言葉 根性
思い出に残る馬 カウンテスアツプ

出典:http://www.tokyocitykeiba.com/data/jockey/

福岡県大川市出身の的場文男騎手。

ザ・九州男児

というお顔をされています。

キジトラの父親も九州男児なので、

的場文男騎手と似た顔をしています。

それもあって親近感わきまくりなキジトラです。

的場文男騎手は幼いころから

近所の小さな牧場で馬に乗って

遊んだり、父親が馬主をしていた関係で

競馬場にもよく出入りをしていたので

小学校低学年の頃には騎手に

憧れるようになっていました。

すぐ上の兄は佐賀競馬の騎手だったので、

それも影響があったのかもしれないですね。

的場文男騎手はプロの騎手を目指し、

14歳で単身上京します

14歳って。まだ中学生ですよ。

そして、大井の調教師・小暮嘉久に弟子入りをします。

厩舎での住み込み修行を経て

1973年(17歳)で念願の騎手デビュー。

その後は

1977年(21歳)重賞初制覇。

1983年(27歳)初めて大井リーディングの座へ。

これまで大井で21回(1983年、1985年~2004年)、

全国では2回(2002年、2003年)

リーディングジョッキーになっています。

的場文男騎手の騎乗スタイルは

かなり独特です。

強靭な足で馬体をしっかり締めながら

体を激しく上下させて馬を前へ前へと走らせる。

人呼んで

的場ダンス!

初めて的場文男騎手が出場した

レースを見た時は衝撃を受けました。

馬の上でジョッキーが大暴れしとるやん!!

中央でも地方でも、

こんな乗り方している人を見たことありません。

でも、的場文男騎手が騎乗した馬は

最後の直線でもうひと踏ん張りすることが多いんです。

体が沈み込むタイミングでムチを振り下ろし

叱咤激励を馬により強く伝える。

還暦を過ぎたジョッキーが経験を重ねる中で

編み出した独自の技です。

きっと的場文男騎手しかできない騎乗スタイルですね。

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的場文男騎手が前人未踏の7152勝を達成!

出典:http://www.tokyocitykeiba.com/special_page/matoba7152/7152wins/index.html

2018年8月12日、大井競馬場。

的場文男騎手は地方競馬最多勝記録

17年ぶりに更新する7152勝目をマークしました。

この日。

還暦を過ぎた男の快挙に大井競馬場が湧きました。

もちろん、キジトラも生で目撃しました。

写真は騎手仲間に胴上げされる的場騎手

周りにはファンもたくさん。

大いに盛り上がりました。

7152勝はどれだけすごい?

7152勝といっても、どれだけすごいことか

ピンとこないはず。

それでは、どれだけすごいか見てみましょう!

<地方歴代勝利数ベスト10>

1. 的場文男(大井) 7152勝 40567戦
2. 佐々木竹見(川崎) 7151勝 39060戦 (引退)
3. 石崎隆之(船橋) 6269勝 36121戦
4. 川原正一(兵庫) 5339勝 29825戦
5. 鮫島克也(佐賀) 4781勝 22662戦
6. 桑島孝春(船橋) 4713勝 40201戦 (引退)
7. 山口勲(佐賀) 4286勝 20346戦
8. 有馬澄男(兵庫) 4185勝 23528戦 (引退)
9. 藤本匠(ばんえい) 4140勝 30994戦
10. 菅原勲(岩手) 4127勝 18287戦 (引退)

※2018/8/12の全レース終了時点

出典:http://www.tokyocitykeiba.com/special_page/matoba7152/7152wins/victory.html

”川崎の鉄人”佐々木竹見元騎手の記録を

17年ぶりに更新した的場文男騎手。

3位とは880勝も離れているので、

的場文男騎手の記録を更新するのは

的場文男騎手本人なんでしょうね。

的場文男騎手が大井で愛され続ける理由

的場文男騎手がホームグランドとしているのは

東京、品川にある大井競馬場。

南関東の地方競馬場は大井以外にも

浦和、川崎、船橋の4場がありますが、

的場文男騎手は40歳近くになるまでは、

大井以外ではほとんど騎乗していません。

的場文男騎手は誰よりも

おれは大井の的場文男だ!

と意識してのことかもしれないですね。

的場文男騎手のいかにも勝負師

といった風貌は

気難しそうなイメージ

があるかもしれません

キジトラも怖いおっちゃんなんかなと思っていました。

でも、その予想は見事に覆ります。

的場文男騎手を特集したテレビ番組を

観てもうびっくり。

的場文男騎手ったら

よくしゃべるおじちゃん(Ф∀Ф)

的場文男騎手の自宅に

カメラクルーが訪れた時は

お茶出しに気を使ったり。

自分より一回りも二回りも年下の

若手騎手とも気さく話している

シーンがあったり。

的場文男騎手はレースで勝利すると

かなり饒舌になります。

反対に、負けるとかなり不機嫌です。

大井の帝王は本当に負けず嫌い。

それは自分を支えてくれる馬主さんやスタッフ、

自分の馬券を買ってくれている人を

考えてのことだと思います。

勝負師の顔の時はめちゃ怖そうだけど

素顔はとっても優しくておもしろい。

的場文男騎手 地方競馬通算最多勝利記録7152勝 特設サイト
WEBムービー「的場文男の人生の勝算

どうした!TCK!?

大井の帝王に

こんな面白いことさせるなんて!!

そして的場文男騎手も張り切って

やってる感がすごい伝わってくる・・・

笑顔で踊っている姿が可愛すぎる!!

こんなキャラクターだからこそ

騎手仲間からも、厩舎関係者からも

マスコミからも、ファンからも

愛されるんでしょうね。

的場文男ジョッキーが京都に参戦!JBCクラシックとは?

JBC(ジャパンブリーディングファームズカップ)とは?

出典:http://www.keiba.go.jp/jbc2018/event/pv.html

JBCは年に一度行われる地方競馬の祭典。

日本のJBC実行委員会と

施行競馬場を管轄する地方競馬主催者が

各地の競馬場で持ち回り開催する重賞競走(JpnⅠ)です。

2001年からスタートしました。

このJBCの特徴は1日にG1級のレースが

3つも行われることです。

JBCクラシック(ダ右1900m)

中長距離戦のダート最強馬を決めるレース。

JBCスプリント(ダ右1200m)

ダート短距離の最強馬を決めるレース。

JBCレディスクラシック(ダ右1800m)

牝馬のダート最強馬を決めるレース。

この3つのレースが同日に開催されるのです!

そしてこのダートの祭典JBCの開催場が

JRA京都競馬場!

開催の理由はJBCの知名度アップです。

普段は中央競馬しかしない競馬ファンもいますので

これを機会に地方競馬も楽しんでもらいたいという

願いがあるようです。

JBCの3レースのうち

JBCクラシックに的場文男騎手が参戦します!

ちなみに、京都競馬場は初めてです。

62歳でのJRAのG1騎乗は

史上最高齢となります。

的場文男騎手が騎乗する馬は

シュテルングランツ(浦和・小久保、牡7)。

前走は東京記念(大井、ダート2400メートル)を

逃げきって完勝しました。

的場文男騎手はJRAでの重賞勝ちは

ありませんが、2着に3度入っていますので、

今回も期待が膨らみます。

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まとめ

今回は地方競馬騎手の

的場文男騎手について調べてみました。

還暦過ぎても現役バリバリに騎手をしているって

すごいですよね。

JBC開催も楽しみです!

みなさんも一緒に応援しましょう!!

今回は的場文男騎手の魅力を詰め込みすぎて

長くなってしまいました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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