(Ф∀Ф)こんにちは!
キジトラです。
年も明けて駅伝シーズン真っ盛り中。
1/13(日)は皇后盃第37回の
全国女子駅伝が行われました。
全国女子駅伝は毎年1月に京都で開催され
各地域で選抜された中学生から社会人までの
混合チームで争われる都道府県対抗の駅伝。
ちなみに、男子の駅伝は広島で開催されています。
今年の優勝県は愛知県。
2時間15分43秒という記録。
おめでとうございます♪(ノФωФ)ノ
個人的にキジトラが注目した選手は
1区を1位で駆け抜けた
長崎代表の廣中璃梨佳選手です。
廣中璃梨佳選手は長崎市内の高校に通う
高校3年生の女子高校生ランナー。
全国女子駅伝には中学時代から
長崎代表として出場しており、
なんと4年連続区間賞に輝きました!
廣中璃梨佳選手は間違いなく
女子長距離界のトップ選手として
今後も注目が高まるはず。
というわけで、今回は
最強女子高校生ランナー廣中璃梨佳選手の
成績や記録、今後の進路などについて
まとめていきます。
それでは一緒に確認していきましょー♪(ノФωФ)ノ
<目次>
廣中璃梨佳選手のプロフィール
出典:Numberweb
名前 | 廣中 璃梨佳(ひろなか りりか) |
生年月日 | 2000年11月24日 |
年齢 | 18歳(2019年1月現在) |
出身地 | 長崎県 |
所属 | 長崎商校 |
廣中璃梨佳選手の出身中学、出身高校は?
廣中璃梨佳選手の出身中学は
長崎県大村市の桜が原中学校です。
中学に入ってから陸上を本格的に始めた
廣中璃梨佳選手は中学3年の
全国中学校大会800メートルで6位。
全国女子駅伝の中学生区間でも
区間賞をとるなど、
中学時代から活躍していました。
高校は長崎市内の長崎商業高校に進学。
陸上競技では無名の長崎商業高校に
進学したのは正直驚きです。
廣中璃梨佳選手はなぜ強豪校ではなく長崎商業へ?
長崎で駅伝といえば、諫早高校が
強豪校として一番に挙がります。
諫早高校女子陸上部は
2017年まで23年連続で
全国高校駅伝に出場していたくらい。
廣中璃梨佳選手は中学時代から
実力もあったので諫早高校からも
声がかかったと勝手に推測しているのですが、
なぜ陸上競技では無名に近い
長崎商業高校に決めたのでしょうか。
廣中璃梨佳選手は以前のインタビューで
陸上強豪校である諫早高校に進学しなかった
理由について答えていました。
「2位の学校を私の力で勝たせたかったんです。」
引用:朝日新聞2017年(平成29年)1月16日(月)記事より
長崎県の高校駅伝で優勝するために
長崎商業高校に進学した廣中璃梨佳選手。
なんとも頼もしい。
そしてこの廣中璃梨佳選手の言葉は実現します。
高校生活最後の県高校駅伝が
2018年11月2日に行われました。
廣中璃梨佳選手率いる長崎商業高校は
強豪諫早高校を破り
初優勝を飾ったのです。
1区を走った廣中璃梨佳選手は
後続を引き離してトップで襷を渡し、
その後もメンバーが1位を守りきり、
見事1位でフィニッシュ。
23連覇中だった諫早高校の
連勝記録をストップさせました。
これまで長崎商業高校は10年連続2位。
ようやく長崎県トップになれたのです。
廣中璃梨佳選手はまさに有言実行の選手ですね。
廣中璃梨佳選手の主な成績
年 | 大会 | 種目 | 順位 | 記録 |
2016 | 都道府県対抗女子駅伝 | 3区 | 区間賞 | 9分20秒 |
全国高校陸上 | 1500m | 8位 | 4分18秒71 | |
全国高校陸上 | 3000m | 5位 | 9分03秒51 | |
第71回国民体育大会 | 少年女子B 800m |
2位 | 2分10秒93 | |
第71回国民体育大会 | 少年女子 共通1500m |
3位 | 4分22秒77 | |
2017 | 都道府県対抗女子駅伝 | 4区 | 区間賞 | 12分47秒 |
全国高校陸上 | 1500m | 4位 | 4分17秒82 | |
全国高校陸上 | 3000m | 7位 | 9分05秒66 | |
第72回国民体育大会 | 少年女子 A3000m |
4位 | 8分56秒29 | |
2018 | 都道府県対抗女子駅伝 | 4区 | 区間記録 | 12分32秒 |
クロスカントリー 日本選手権 |
ジュニア 6km |
優勝 | 19分50秒 | |
アジアクロスカントリー 選手権 |
ジュニア 6km |
銀メダル | 20分45秒 | |
2019 | 都道府県対抗女子駅伝 | 1区 | 区間賞 | 19分24秒 |
廣中璃梨佳選手は中学時代にすでに
知られた存在でしたが、
長崎商業高校に進学してからの勢いがすごい。
そして、2018年4月には
公益財団法人松園尚己記念財団の
ジュニアアスリート強化事業の支援選手として
認定されました。
支援選手に認定されると育成にかかる
費用の一部を助成してくれる制度のようです。
これでますます練習に打ち込めて
記録も更新していくのではないでしょうか。
とても楽しみです。
廣中璃梨佳選手、卒業後は日本郵政グループへ
さらなる活躍が期待される廣中璃梨佳選手。
高校卒業後の進路が気になりますね。
大学進学ならば
全日本大学女子駅伝上位から。
- 名城大学
- 大東文化大学
- 立命館大学
- 東京農業大学
- 松山大学
大学進学はせず、実業団入りするならば
以下の候補が有力かと。
- JP日本郵政グループ
- 天満屋
- ワコール
- ヤマダ電機
- パナソニック
- 豊田自動織機
大学進学にせよ、実業団入りにせよ、
今後さらなる活躍が期待されますね。
[19-03-25更新]卒業後は実業団チームへ
廣中璃梨佳選手はこの3月で長崎商業高校を卒業し、
日本郵政グループ女子陸上部に入部しました。
廣中璃梨佳選手といえばいつもの帽子から
青色のイメージがありましたが、赤色も似合いますね。
日本郵政グループ女子陸上部は沖縄で
春合宿を行ったそうですが廣中璃梨佳選手も
さっそく合宿に参加して先輩とともに汗を流したそうです。
写真の最後尾を走っているのが廣中璃梨佳選手かしら。
さすがにトレードマークの帽子は被っていないですね。
日本郵政グループにこの春入社する女子陸上選手は
廣中璃梨佳選手を含めて4名。
大西ひかり(おおにしひかり)選手、
菅田雅香(すがたみやか)選手、
高橋明日香(たかはしあすか)選手です。
このフレッシュな4名が加わり、
2019シーズンを11名で活動していく
日本郵政グループ女子陸上部。
リオデジャネイロ五輪長距離代表で
マラソンに転向した鈴木亜由子選手や
関根花観選手といった日本トップクラスの
選手が在籍しています。
廣中璃梨佳選手が加わってチームは
ますます強くなるのでは!
廣中璃梨佳選手はトップクラスの選手と
練習をともにすることで着々と実力を上げるつもりで
実業団を選択したのかもしれないですね。
廣中璃梨佳選手は自らの意志で
強豪校ではなく長崎商業高校へ進学し、
”自分の力でチームを優勝に導く”という目標を
高校最後の年に実現させました。
これを10代で有言実行できるなんてすごいです。
とはいえ、廣中璃梨佳選手は
高校を卒業したばかりの女の子。
故郷の長崎を離れての東京暮らしだから
環境に慣れるまでがちょっぴり心配。
キジトラが新社会人として故郷を離れた頃に
ホームシックになったことを
思い出してしまったので。
きっと陸上に没頭するのかもしれないけれど
身体に気を付けて日本郵政グループでの練習を
頑張ってもらいたいです。
そして近い将来、日本代表として世界で活躍する
廣中璃梨佳選手の姿が見れたら嬉しいな。
応援してます♪
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました♪